ブログの渋谷

ヒューマニスティック社会

2017年06月12日

私がヒューマニスティックという言葉を使う時は「人間性や人間愛を称揚する」
「人道的で人間らしさを重視する」などの意味合いで使っています。
これからの時代は、よりヒューマニスティックな社会になっていく。。。という表現も
特に最近良く発信しています。
“個々の人間性、人間愛を称揚し、人間らしさを重視する社会”という感覚でしょうか。

戦後20世紀は、復興から類まれなベンチャー精神を持った先輩方によって、とてつもない
進化を遂げた日本経済。
高度経済成長の時代は、国全体が永遠の繁栄を当たり前だと信じて疑わなかった時代。
そして、一定の成長と繁栄を遂げると、今度はそれを守ろうとするモチベーションが強く

なる。
先輩方がリスクテイクして創り上げてきたものを守ろうとした結果が、既得権益に則った
クローズドな垂直統合モデルを創り上げ、統治を強化し、その閉ざされた世界の中でだけ

通用する人材を優秀だと評価してきた。
そして、日本経済はそこから実質的に成長が一気に鈍化し、場合によっては後退し、世界

は情報通信とテクノロジーをベースとして革命的に大きな価値の転倒をもたらしている。

別に日本がどうとか、世界がどうとかって発想ではないが、登記をし存在している社会が
日本であるわけなので、この社会のことを考える。
ようやく日本経済も、垂直統合モデルから決別し、IoTやAI、ブロックチェーンなどの

テクノロジーをベースとしたオープンでイノベーティブな経済、コネクティッドな社会へと
進化しようとしている。
この社会において私たちはどういう変化が求められるのか?
垂直統合モデルではない事業の姿を描き、そしてそれを司る組織とは、よりヒューマニス

ティックな要素が強くなるはず。

信頼をベースに、社会性を重視し、正しい行いにプライド持ちオープンに協働できる組織。
他者から奪うのではなく、与えることで価値を創造しようとする姿勢。
多様なものを認め合い、心を開放して、クリエイティブに新たな価値を生み出すことに

精神的満足を得る心。

好きなものをトコトン突き詰めていくストイックさと、周囲を巻き込む力。

そんな主観的なものが価値を創り上げる社会。
もうすでにそういうヒューマニスティック社会の入り口に立っていると私は考えています。
コネクティッド社会を動かすのは、ヒューマニスティック社会であるはずと。。。
別に政府の、働き方なんちゃらとかに乗る気はサラサラないけど、もっと大局的で本質的

である、こういう時代の流れに沿って、組織と人材をマネジメントしていきたいですね。
 


 

  • 投稿者 shibuya