ブログの渋谷

事業創出と時代の流れ

2015年10月22日

私たちのクラウドサービスは、大きく分けて2つの方向を持って動いています。
1つは、自治体の情報発信を支援する地域情報クラウド。
もう1つは、自動車や建機、農機などの動態を管理、監視するM2M/IoT関連のモビリティクラウド。
将来的には、この2つの分野も徐々に繋がっていくのだけど、それはもう少し先かも...
それで、なんでこんな違う分野をやっているの?
って、良く聞かれます。
いやいや、すんごくリアルに必然性と納得感あってやってるんだけどなぁ~

地域情報クラウドは、1990年代後半、インターネットの登場と共に自治体に情報発信のご支援で営業に

行けば「情報発信なんてすると、問い合わせとか増えるからヤダ!」(笑)なんてことが、平気で言われてました。
それが今や積極的に、自治体は彼らのステークホルダーでありお客様でもある、住民など地域の主体者に対して、

積極的に透明性を持って、スピーディに情報発信をすることが責務となってきましたね。
そして、地方創生!
地域の産業活性、雇用創出などには、自治体のオープン性は極めて重要。
そこを支援するクラウドサービスは、まさしくオープン・ガバメントのツールだと思っています。
この感覚は、1990年代からずっと私が持っているもの。
実は、20世紀から働いている私は、社会構造に対し「おかしい!」と思うことが多々ありました。
でも、インターネットはそれを改革する力があると確信したんですよね。
オープン・スピード・グローバル・シェア・コミュニティ・インタラクティブ・フラット...こんなインターネットが

有する仕様や思想は、まさしく構造改革のインフラストラクチャ。
そう思って、なかなか芽が出なかったこの分野を推進し続けて、ようやくここ数年大きく動き出したという印象です。
時代の流れ...早すぎても遅すぎてもダメですが、しっかりと環境から読み解いていきたいですね。

そして、モビリティクラウド。
当社のサービスは、商用車向けのテレマティクスサービス。
いわゆる、自動車がインターネットにつながることで、その状態を管理、監視するシステムです。
これがまたいろんな動態や機械に向けて進み始め、昨今は自動運転なんてキーワードも出始めたけど、ベースとなる技術

をしっかり蓄積していきたいですね。
で、なんでこれやってるのか...^^;
当社は、創業87年、法人創立69期目。
昭和の頃は、ずっと自動車電装関係の町工場。
まぁ、自動車のアフターマーケットにおいては、いろんな関係性もあるし、いろんな知見もありました。
私も、1980年代に社会人生活をスタートしましたが、毎日毎日自動車電装の仕事をしていました。
ただ、その業界は20世紀後半の国内自動車産業の大きな構造改革の前に、風前のともしび...
その後私たちが手に入れたIT、インターネットやモバイルの技術と、この自動車電装関連の知見や関係性を活かして、何が

何でも創業の仕事に関する最新の事業で成果を残したかったんです(笑)
いや、というよりもこれだけ社内にリソースがあって、時代の流れの中でもIoTや運転管理などへ動いていくことは、この分野で

仕事をしている人たちからは必然なので、確率論から言ってもここには取り組むべきと。
これも、もうかれこれ7年くらい取り組んでいるので、地域情報クラウドよりは短いので、技術蓄積と共に実態的にはもう一歩

先かも知れませんが、確かな手ごたえを感じている事業です。

いずれもリソースをベースとして環境やポジショニングなど、社会の流れを大局的な視点で見て、そして最後は当社の「社会の

公器として永続する事業体となる」「社会課題をクラウドサービスで解決する」というテーマに沿っているかの判断で、推進して

いるもの。

私的には、すんごくストーリーがある展開だと思っているんですよね。
なかなか分かりにくいので、「なんで、こんなのやってるの?」って言われちゃうんですけど...^^;
これからも、この延長線上に展開できる流れはたくさんあるように思っています。
しっかりやりきっていくつもりです。

 

  • 投稿者 shibuya