ブログの渋谷

情報革命がもたらすニヒリズム

2011年10月21日

私が初めてInternetなるものに触れたのが1994年頃。
まだWin95はこの世に存在せず、macでnewsgroup"fj"のコミュニティに参加したりしていた。
その後、Internetについて、諸々考えをまとめていき、自分なりの普遍的な本質に辿りついたのが、20世紀の最後の方かなぁ...
地元の大学での講演でも「構造改革のインフラはInternetだ!」なんてやってたなぁ...(笑)
このBlogでも何度か書いてるんだけど、ちょうど10年前のメモを見つけた。

===2001年7月の社内向けフィロソフィーメモ===

いつも事あるごとに社内で言ってますので、十分に理解されていると思いますが、
「IT革命」「インターネット革命」「情報革命」など、様々な用語と定義があり
ますが、ここでは細かい話は抜きにして広義にはインターネットがもたらした思想
により実現された価値の転倒と時代の変革という意味だと捉えています。
インターネットは、思想面でも物理的要素からも「自己責任」「オープン」
「インタラクティブ」「フラット」「グローバル」「スピード」等と言う思想を
革命的にもたらしました。
現在の構造改革なども、情報革命の一環だと考えています。
第2次産業からの脱却と高付加価値なビジネスへのシフトは、一時的な調整時期を
痛みを伴って必要としますが、崩壊の次ぎにある創造を興すことによってのみ可能
となります。

※本コラムとは関係ないですが、当社の事業はまさしくこの分野における付加価値
の創造であり、単なる労働集約的な要素や設備産業に終始するのではなく、顧客
ニーズに対して明確に効果を提供することを事業の中心的思考と考えています。

これらの思想の中で一番重要な要素が「自己責任」であると考えています。
日本的構造改革の中心となる考え方も、「自立と自己責任」であると言われており、
セーフティネットなどの整備もありますが、成長分野と目されるIT業界において仕事
をすると言うことや、当社を取り巻く環境などを考慮すれば、まちがいなく社員の
意識として「自己責任」を徹底する必要があります。

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この思想が民主主義の分野に昇華されたのが、"スマート・デモクラシー"の概念。
経済・外交・政治・地域社会・教育・文化...などあらゆる仕組みが、この普遍的な本質に紐づいてニヒリズム(価値の転倒)に繋がっていくのが、「情報革命」の本質である。
ジャスミンもアラブの春も、この延長にある話。ただ、行動だけは似てるが、思想が伴わないものは必ず衰退していくので、偽者の見極めも必要。
この情報革命は22世紀まで200年は続くものなので、今はまだ黎明期最初の20年。
そう考えれば、これからの10年50年100年で起こる事は、ある程度想定できるのかも知れない(笑)

  • 投稿者 shibuya