ブログの渋谷

スマートコミュニティ

2011年07月31日

"スマートコミュニティ""スマートグリッド"など、エネルギー・交通・情報を地域で適切にマネジメントする構想が加速している。
震災がその必要性を知らしめた部分もある。
これらの構想のキーワードとして「スマートメーター」「蓄電」「自然エネルギー」「スマートハウス」などが脚光を浴びている。
確かに震災復興と言う誰もが反対しにくい構想であり、次世代の生活のため、産業支援のため、原発依存度の低廉のためと、悪い話は何もないように感じる。
では、当社がこの分野にどのように関わっていくのか?
ITS的な思想での「スマホを活用した次世代テレマティクス」を現在開発しているが、これはあくまでも一つの基礎ソリューションにしかならない。
このように、今現在描かれているスマートコミュニティも、まだまだ技術及び構想、そして基礎的なプラットフォームであると考えている。
では、このプラットフォームの上で何が展開されるのか?
当社がスマホにこだわるのも、ここの部分にポイントがある。
オープンなソーシャルプラットフォーム上で展開されるコミュニティ...なんてものはすでに世の中にたくさんある。
ここは間違いなく、そういう思想がスマートコミュニティに組み込まれる必要がある。しかも自然発生的に。
自然発生と言う意味では、それが創発される枠組みを提供するということだ。
プラットフォームのあり方とは、そういうものである。
既存の社会のあり方の延長線上にスマートコミュニティのビジネスイメージを描いてはいけない。
情報通信革命が進む中で推進される21世紀型自律的社会がどのようなディティールで展開されるのかと言う視点が無ければ、また無駄な税金を投入した過去の国策事業創出モデルと同じ道を歩んでしまう。
すなわち情報通信=インターネットの仕様、思想をどこまで深く理解しているかだ。
もう一点、そんな総論の中で個人的な興味は、今も尚「e-デモクラシー」にある。
今や誰も「e-デモクラシー」等とは言わないので、今風に「スマートデモクラシー」と呼ぼう(笑)
情報通信が、民主主義そのものを変革して初めて革命だと今も信じている。
その革命は、21世紀を通して発展し醸成を続けるもの。
そのためにも、スマートコミュニティというプラットフォームが思想を持って発展する必要があり、且つ私たちはそんなプラットフォーム上で、人間・コミュニティ・インターネット思想・民主主義のあり方...最後には本当の意味での「社会へのお役立ち」を深く思考して事業を推進したい。

  • 投稿者 shibuya