ブログの渋谷

優越的地位の乱用

2011年07月08日

最近、「優越的地位の乱用」と言うワードが何度か目にしている。
今日もニュースで流れていた。
市場を牛耳っているまたは市場に影響力のある大手企業が、下請け先、納入先に不当な取引や支援を優越的立場を背景に強要するケースに該当する。
独占禁止法の範疇である。

本件では二つの視点が巡った。

(1)確かに優越的立場にいる企業の、独禁法違反に該当するであろう事象は、実態的には数限りない。
実際に当社も、明らかに独禁法に違反しているであろうと感じる行為に何度か直面している。
しかし、その後の関係性などを考慮したり、常識的な範疇で考えて、普通は訴えないもんなんだろう...
逆に訴えられてしまうほどの話になるようでは、大手企業も脇が甘いってことになる。
しかし、あまりに商道徳を無視し、義を失い、筋が通らず、身勝手な大手の理論を振りかざす、勘違いが増えていることは事実。
市場がシュリンクし始め、内需だけに頼り、20世紀型既得権益事業を営んでいる大手企業に蔓延しているように感じる。

(2)かといって、自分たちを棚に上げて訴えたり、吠えてみても何も始まらない。
要は、大手企業にそんな理不尽な優越的地位の乱用を受けてしまうような弱い自分たちが悪いのだ。
そんなコンプライアンス意識のない企業と対峙せねばならない自社が問題なのだ。
悔しかったら、強くなってみろ!と言われている気がする。
世の中は、どちらかと言えば"弱きを助け、強きを挫く"と言う風潮があり、何でもかんでも判官贔屓である。
平等の名の下、弱いものは助けなければならないという思想の下...なのかも知れないが、その思想そのものが身勝手な欲求に基づいていることに気づかなければならない。
「なぜ欧州人が、アフリカの貧困を身勝手に援助したがるのか...」を考えれば、答えは明確である。
援助されたアフリカが貧困から脱したという話を聞いたことがない。
それところか、お金を巡って不正、賄賂、汚職、貧富の格差ばかりである。
優越的地位の乱用においては、公正取引委員会自体がヒーロー気取りな優越的地位の乱用にすら感じる(笑)

本質がどこにあるのか?をしっかり見定める必要がある。
と同時に、自分たちは自分たちの意志で乗り越えねばならぬ!
社会は理不尽なことばかり。そんなことは当たり前。
未来を切り開くのは、自分たち自身だ。
自分たちがそれをできる力を身につけて始めて、弱者に本質的な支援ができるんだと思っている。それだけが仁である。



  • 投稿者 shibuya