ブログの渋谷

雇用問題

2008年12月20日

昨日、麻生首相がハローワークを訪問し、求職者と面談した際「やりたいことをやらないといけない。見つけないといけない」と説教パフォーマンスをしていた。
これ、実際の映像見た方、どんな印象持ちました??
今までの失言暴言は、それほど「まぁまぁ...」って感じだったが、今回のはメディアは失言とは捉えてないようだが、私は最悪だったと思う。

確かに一般論として、私も「やりたいことを見つけて目標持ってそれを目指すべき」だとは思うが、ほとんどの人はそれができないのが普通。
夢を持てない社会になっていることもあるし、夢を持たせない教育になっていることも含め、国の方針、考え方、施策のミスマッチが、それをできない環境を作っているのに、当主様はそんな現状をわかってないことをわざわざやらなくてもいいパフォーマンスで露呈していては、もはや完全にThe end.

昨今再三登場する派遣切りで話題になっている職を失った非正規雇用者。
一つの視点では確かに被害者だとは思うが、メディア報道の言いなりになって、クレームをつけている姿は、「私はわがままで能力がなく柔軟性に欠ける人間です」と言っているように見えて、あまり気持ちのいいものではない。
会社に集団で文句言ってたり、インタビューに答えている暇があるんなら、自分を少しでも磨く努力をして、転職先を見つければいい。
選ばなければ、いっくらでも仕事はある。
そういう働き方で、そういう会社に採用されていたことも、すべては自分の責任であるのに、それを無視して他責にしていては、いつまでたっても何も変わらない。
正規雇用であろうが、派遣、アルバイトであろうが、日々汗水流して働いている人たちの中には、かなりの割合でこういったインタビューでの「文句言い」に違和感を覚えていると思う。
正規雇用でもリストラ、倒産など含め、会社を退職せざるを得ない経験をしている人はいくらでもいるし、そこから職を懸命に探して納得できない仕事でも、文句を言わず、黙々と働き、社会の中での自分の責任を強く強く果たそうとしている人の方が間違いなく多数派である。

何でもかんでも自由とわがままを勘違いし、他責姿勢で文句や言い訳ばかり。
日本人の美徳って、そんなことではなかったように思う。
グッと堪えて言い訳せず、自責の念を持って寡黙に努力する...周囲の環境が悪い時こそ、そういう姿勢によって差が出てくる。
清い心を失わないことが大切だ。
  • 投稿者 shibuya