スポーツ×ICT×共感×にぎわい×デジタルなまちづくり
2019年12月12日
当社クラウドセグメントの事業は大きく「デジタルガバメント」「モビリティ・サービス」の2つの領域
に区分しています。
これらの延長線上にあるのは、いわゆるスマートシティ・スーパーシティなどの文脈であり、まちづくり
のデジタルトランスフォーメーションとも言えますね。
これからの人口減少、超高齢化社会の到来を踏まえて、行政が担うまちづくりの戦略は非常に重要となり
ますが、なんだかんだと言っても結局は「にぎわいの創造」「人口増」「人気がある」「ブランディング
出来ている」・・・などの要素が大切だなぁと思います。
消費の傾向が変化する中で、ヒトが活性するとか、ヒトが動くとか、ヒトが共感するとか、コミュニティが
醸成されるとか、そんなことが大事なんですね。
そういう意味では、地域にスポーツとかイベント、お祭りとか、観光資源の創造とか、そういうところの
主体者として関わらないと、簡単に「まちづくり」なんて言葉はよそ者が使ってはいけないなと。
そういう次代の事業基盤の創造を踏まえ、いろいろと活動しているのですが、スポーツの市場ってある
意味ではブルーオーシャンな要素がたくさんあって、且つまだまだ価値を創造できると感じています。
そしてその価値とは、スポーツ単体ではなく、まちづくり全体像の中に有機的に組み込まれることで、
より活性すると確信できています。
DBJさんの「スマート・ベニュー」が近しい考え方かもですが、オーナーの道楽とかではなく、スポーツ
やエンタメは、観光資源であり、まちのブランディングであり、そのためのベニューはまちのアイコンであり、
シッカリと事業として捉えることができると思いますね。。。
そんな意志を持っていろいろと関わっていくと、スポーツ団体の支援や運営などにもお声掛けを頂くの
ですが、それらはすべて当社の事業領域創造のため。
これからイノベーションが起こせる分野だと思ってますので、シッカリ取り組んでいきます!
大阪・関西万博
2019年11月01日
今週は「大阪・関西万博セミナー」に登壇し、スマートシティについてのお話をさせて頂きました。
“命輝く未来社会のデザイン”をテーマに、データドリブンな社会ではありますが、より理念や快適、
そして共感やワクワクに繋がり、多様な人々や価値観が輝く未来。
そんなヒューマニスティックな社会への遷移が、スマートシティやデータドリブン社会の本質であって、
決して大手IT企業の収益のためではないというようなお話ですね。
私たちが推進する「デジタルガバメント」「スマートモビリティ」「スマートベニュー」は、すべて
スマートシティの根幹になります。
道は決して平坦ではないですが、そんな未来をイメージして誠実に取り組みたいですね。
まちづくりのデジタルシフトとCPS/IoT社会
2019年09月18日
CPS/IoT社会が進化していくって論調と、まちがデジタルシフトしていくって定義は、割と近い
概念だと思っています。
まちのデジタルトランスフォーメーションというのも同義でしょうか。
結局何が言われているのかって話ですが、現在の社会課題や未来の人口問題などを想定すれば、
「行政や社会コストの削減」「生活の利便」「共感を育む体験」「多様性の理解とそれへの対応」
「まちづくり=新しい公の成立」「まちのプロフィット化」などが目的として掲げられ、その結果
持続可能性や創造的な価値創出につながっていくんでしょうね。
その中核になるのが、CPS/IoTやデジタルシフトによって得られるデータであることは、データ
ドリブンな社会を指向する上では誰もが理解していることでしょう。
だけど、実態的にそのデータが何に活用されることで、上述のような目的を果たすことができるのか?
について、明確に事象毎に捉えて実践まで至っているケースはまだまだ多くはありません。
Googleがトロント市のIDEAで実践しようとする未来都市の構造も、結局データの取得→分析という
ことだけど、なぜGoogleがこれを進めるのか?を考えれば、おのずと近しいマネタイズとしては、
広告モデルを想起してしまうし、中期的視座ではまちのすべてのリアルなデータを押さえることで、
今までサイバー空間でのデータが主であった巨人たちが、リアルデータと融合させることで、より
強大な帝国を築こうとしているとしか思えませんね。
なので、まちづくりのデジタルシフトは、まずまず行政(社会)コストの削減や利便、共感性という
視点からの導入だと思いますが、それらによって獲得したデータは、より社会的意義やまちの持続
可能性などのパブリックセクターとしての概念を持って事業化しないと推進は無理だろうなぁと思って
ます。
しかしその考え方では、資本主義の中で民間企業としての収益を生み出しません。
というか誰がお金を支払うのか?という議論になってしまいます。
なので、行政(社会)コストが削減されたり、まちのにぎわいが創出できたりして経済的価値をもた
らすことができれば、データが明確なエビデンスとして、その価値に対するPFIのVFM的な発想
で資金を行政が、または社会が拠出するという枠組みになればいいなと考えてます。
そういう視点で考えれば、おのずとデータドリブンな社会において、データを何にどう活用するのか
を考えることができます。
データドリブン社会とは、極めてヒューマンドリブンな社会であり時代でもあります。
単に巨大企業の収益のためにデータが使われるのではなく、生活の利便や共感、にぎわいの創出など、
極めて「ヒト」を中心に置いた社会であるべきで、そのためにデータは活用されるべきですね。
という大原則のイメージで推進していきたいと思っています。
好きなことをやって生きていく
2019年07月24日
働き方が変化しようとしていますね。
労務的な話ではなく、「嫌いな仕事はイやだ」って公に言えるようになってきたってところに
本質があるように思います。
昔は、この社会を維持していくために労働することが当たり前で、誰もがその常識を疑うことも
なく、組織の中でいろいろあっても、嫌な仕事であっても、黙々と頑張っていました。
もちろん今現在も大多数の方が同じ状態ではあると思いますが、少しずつ変化が見えてきましたね。
嫌いな仕事をイヤイヤやっていてもモチベーションも上がらないし、生産性も低いので、結果的に
社会に有用な価値を生み出しにくいってところに問題があるのですが、それを組織論を振りかざして、
古いタイプの上司が「仕事がんばれ!」って言わなければ維持できない事業の状態というのは、
早かれ遅かれ崩壊するなぁと感じています。
では、会社は事業をどのように考えるのか?ってことになるのですが、ポイントは「価値を創出できる
仕事」であることと「その価値が意味的であって、ストーリー性に満たされていること」さらに
「その意味的価値を理解して、だからこの仕事をするんだ!に納得できていること」が挙げられます。
「何をするか」が大事だった時代から「なぜするか」が重要な時代に変化してきました。
この意味的価値に納得するからモチベーションが湧くし、それが「好きなこと」になるわけです。
そしてワクワクしているから生産性も上がるし、価値が創出できる。
経営者(事業家)は、そんな事業をデザインしないといけませんね。
「好きなことだけやって生きていきたい」と思う(そしてそれでも生きていける)人たちと一緒に、
さらに今まで「嫌いなことでもまぁまぁ頑張ってきた」自らクリエイトは難しいけど素直な素養の
人たちとも、意味的価値を創出できる事業へとこれからの10年をかけて転換していくことが大事だと
考えています。
結局はすべて私たち経営者の自責であって、そんな事業をデザインできるかどうか!に尽きますね。
「好きなことをやって生きていきたい」という方々を、わがままだと否定するなど時代遅れだなぁ
と思います。(まぁ一部ほんとに勘違いしているTakerもいますけど 笑笑)
「加賀POTAL」とGoverment as a Serviceのリリース
2019年06月06日
デジタルファースト法案も可決しましたが、そのタイミングで1年がかりで検討、実装していた
Goverment as a Service(GaaS)と名付けた住民ID基盤と、その上のアプリケーションである、
「POTAL」という仕組みをローンチしました。
宮元市長、そして加賀市職員のみなさんの本気のご尽力で実現できたもので、頭が下がります。
と同時に、甘い気持ちでやるべきではないと、地方自治の現状を鑑みて、強い意志を持って取り組みたい
と思っています。
これ、自分で言うのもなんですが、電子自治体のモデルに向けて、民間が現時点でできるという意味では、
相当突っ込んでいるんです。
マイナンバーの公的認証と連携しつつ、今後はこの基盤の上に、手続き系など多くのアプリケーション
を構築していきたいと思っています。
5年10年かかると思いますが、本気で取り組むための第一歩。
シッカリとホンモノを創造していきます。
モンテネグロ出張
2019年06月06日
5月の終わりに旧ユーゴスラビア、モンテネグロに行って参りました。
2003-2006のセルビア・モンテネグロを経て、2006年に独立した人口62万人のバルカンの
国です。
美しい自然とおおらかな国民性。。。「世界一働かない国」と聞いていたのですが、行って
みるとちゃんと働いてはります(笑)
そのことを言うと、世界一働かないのはギリシャだ!って怒られました。
EU加盟を5年以内に目指していますが、やはりサッカーとバスケットにおいても、ヨーロッパ
チャンピオンズリーグの話題になるなど、欧州の国家だな・・・と意識できました。
今回はご縁があり、政府関係者や大学関係者とのセッションも行え、充実した2日間の滞在
でしたが、帰国後もやり取りがあり、今夏提案書を持って再訪問することになりそうですね。
国家レベルでの電子政府モデルですから簡単ではありませんが、現地に根差すつもりで
チャレンジしてみたいと思っています。
2019入社式!
2019年04月19日
遅くなりましたが、2019年春!平成最後の新卒新入社員の入社式~
若い社員に任せていたら、なんか私たちには恥ずかしいメルヘンな仕立てに(笑)
でもいいんです!それで・・・
楽しむときは楽しんでいきましょッ!
今年も社会人1年目を迎えるヒトタチとのご縁に感謝!
株式会社ノースディテール設立
2019年03月22日
3/1付けで、札幌の地に株式会社ノースディテールを100%子会社として設立いたしました。
株式会社INDETAIL様から新設分割の上で譲り受けた70名のエンジニアを抱えるテック企業です。
INDETAIL様が育ててこられた事業を引き継がせていただく形ですが、今までの歴史を大切にすることを
大前提としながらも、私たちなりの新しい視点も加え、21世紀に通用する仕組みを社会実装していくことを
心がけながら、未来への価値を創出していきたいと思っています。
特に「モビリティIoT」と「デジタルガバメント」の領域において、市場がこれだけ活性している中で、
専門性を有したエンジニアチームとご一緒できたことは、本当に意義深く思っており、北海道から世界に
向けた展開を加速させていきたいと思います!
※写真は3/1朝礼後の集合写真・・・緊張感と不安とぎこちなさしかない(笑)
ノースディテール社も私が代表を務めさせていただきます!
ぜひともスマートバリュー同様に、末永いご縁になりますように!
https://www.northdetail.co.jp/
恐怖をコントロールすること
2019年02月14日
最近私には全く関係ないのですが怒ってるヒトを良く見かけます。
イライラしているなぁ・・・と思うのですが、なぜイライラしているんだろうと考えてみると、
何かの結果が怖いからそれを回避するために自分の立場や意見をキツく主張してみたり、他者
の意見や行動を非難してみたりしているのかな・・・と。
この「怒る」という行動ではなく、未来に起こりうる可能性に対する恐怖や不安を意識した時に
「怖がる」「悲しくなる」「憂鬱な気分になる」とかってことになりますよね。
そう考えると、自分の人生の物事を考えている時間の中で結構多くの時間を、この恐怖や不安、
心配事について考えていることがわかります。
でもね・・この不安を感じて行動が鈍ったりストレスを抱える時間ほど、無駄なものはありません。
自分は今まで「未来の恐怖が何なのか?」→「それは本当に関わるべき恐怖なのか?」→「関わる
べき恐怖なのであればそれはどういう要素に成り立っているのか?」→「最後はその恐怖を回避
するための手法」という順番で思考していたことに気づきました。
この辺は、実践していたけどロジックとしては識学さんに気づかされたところでもありますね。
恐怖や未来への不安から行動が鈍ったり、悩んだりする時間って、人生で一番無駄な時間だと
思っているので、この恐怖や不安に対峙するプロセスをどれだけスピーディにコントローラブルな
状態にするのか!が大事だと思っているんですね。
そもそも関わる必要のない恐怖や不安からは、離れて関心も持たず忘れるってことです(笑)
主体者として関わるべき恐怖や不安に対しては、95%くらいまではキチンと要素を整理すれば突破
手法(回避行動)を思いつくので、この整理をすることが大事ですね。案外雰囲気だけで怖がっている
ことも多くて、キチンと要素を具体的に分析すれば必ず回避手法が見えてきますから。
“な~んだ大した問題ぢゃないな!”って思えることがほとんどです。
もちろん、その回避手法が上手く機能せず成立しないこともありますけど、それでも恐怖や不安に
苛まれて時間をウジウジ浪費することを思えば、前を向いた行動をすることは、新しい経験を積み
自分をアップデートする貴重な時間になるんですから、この違いは大きい!
さらに確たる回避手法がどうやっても考え付かない残りの5%ですが、まぁもうこれは装備も持たず
に戦場に戦いに出るくらいの覚悟を持って、振り切って笑顔で乗り越えるしかありません。
その負荷はタイヘンなものですけど、とは言え世の中に解決しないことは無い!という前提を考えれば、
死なないだけマシ・・・くらいの気持ちでやり切る気概(根性論^^;)ですね。それでも不安な気持ちで
行動しない時間を費やすよりは、過去の自分の経験の中に回避手法が見つからなかったことでも、その
具体的な負荷の中で戦うことで新しい経験ができますから。
ということで人生の時間やストレスの基になる恐怖や不安って、ロジカルにコントロールする方法が
あるなぁと思っていて、それが時間を有意義なものにして、不安を解消し、自分をアップデートでき
るってことに繋がるんですね。
2019年謹賀新年!
2019年01月04日
みなさま
2019年 あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
そして本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年の10/23以来更新ができておりませんでしたね。。。
あれから今日までの間では、12/7に東証一部へと市場変更が実現できました。
これも株主さまはじめ、ご支援いただいたみなさまのおかげと感謝申し上げます。
そして、2019年。
今年の方針としては
「普遍的な原理原則に立ち戻る」~ヒトを中心に置いた経営へ スマートワークの実践~
としています。
具体的には
①当社のミッション実現に向け、CPS/IoT社会・デジタルソサエティへの取り組みを推進し、
国内のみならず海外へも挑戦していく
②稼ぐ力向上(付加価値度の向上)
③思い切った人材戦略の立案と遂行、働く環境の整備など「ヒト」にフォーカスした経営の実践
④ガバナンスおよび内部管理体制の強化、統治のバランス、中間層の更なる成長、自由自律の
勘違い排除など、定義とルールの整備および浸透を図る
⑤広報とブランディング機能の強化、外部発信力の振り切った対応
⑥そして未来への期待を描けること
JQへのIPOが2015年6月。そして東証一部に2018年12月。
とはいえ、ようやくこれでスタートラインに立ったという印象です。
2019年は、さらに成長を加速させるために、強いチャレンジを実践するつもりです。
そしてそれは「事業の成長」「ガバナンスや内部管理体制の整備」「ヒトを中心に置いた経営」の
三位一体で推進しながらですね。
2019年!
みなさまとのご縁を大切にしながら、原理原則通り一歩ずつ誠実に、そして働く環境の整備など
人材戦略を推進しつつ、今まで以上にスピーディに走っていきたいと思っています。
熱狂の一年!どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。