ブログの渋谷

事業の成否

2008年03月04日

三菱電機が携帯電話事業からの撤退を発表した。
昨年辺りから業界内では、いつかは...と言う噂はあったが...
新聞記事では、一時は国内3位の座を確保し、海外でも一定の販売台数となり、グローバル戦略を打ち出したが、わが国の多機能携帯電話が、グローバルにはその時点で受け入れられず、海外事業から撤退。
その後、国内でもシェアを6位まで落とし、事業部としても赤字を計上したという事で事業撤退を決めたと言うニュアンスであった。
国内の各携帯電話メーカーは、確かにキャリア主導でのマーケットの中で、高機能化を実現し、国内での成功はあったと思う。
しかし、PHSも含め約1億台で保有台数は右肩上がりから横ばいに転じ、恐らく長期のトレンドでは減少に向かうことが想定される。
アップルの参入や、ディズニーモバイルのMVNOなど、ますます多様に群雄割拠となる市場から、この状態でこの時期に撤退を決めたことは、ある意味評価できるのかも知れない。

しかし、ノキアやモトローラ、LGにソニエリにサムスンなどとのグローバルな戦いとしてみれば、これはやはり敗戦ってことになるんだろう。
それは、日本と言う携帯先進国での常識が世界にも通用すると過信した結果である。

GMやフォードが、グローバルな自動車マーケットでついにトヨタに抜かれたこともイメージがだぶる。
自動車先進国として常に世界をリードしてきたメーカーの過信か驕りか....
そもそも日本に対して外圧をかけ、既存の販売網などを活用するところまではいいが、左ハンドルの車を投入していては売れるはずもない。
エコ系自動車の研究や投入が遅れたことも同じだ。
そんな自動車先進国の驕りが、マーケットの本質を読み間違う。

こんな世界規模の話でなくとも、このイメージの話は事業をやっていればいくらでもある。
もう一度引き締めて、マーケットの匂いを感じ、本質的な価値を創出し提供すると言う意味合いを忘れずに事業と向き合いたい。
  • 投稿者 shibuya

少しずつ見えてきたか...

2008年02月26日

ここまで、以前より手がける自動車やモバイルショップ事業以外の新しい分野への取組みに注力し、次に会社全体の体制や組織、管理部門の強化など、ある程度の枠組みは作れてきたように思う。
周囲はどう思っているか知らないけれど、自分では案外かなりの慎重派だと思ってて、ここ5年位は、いろいろな失敗を経験した上で、ようやく地に足が着いた事業展開を、一定の方向性とスケジュール感の中で実現できてきた。
その中では、既存事業の組織見直しや人材開発のように、今までの形を潰して新しい概念を導入するものもあり、これはなかなか力が要る。

で、ようやく先がハッキリと見えてきたか...

・自動車、モバイルの既存事業に、ICT、人材分野の新規事業を立ち上げ
・管理面での強化や、組織、人材面の見直し
・既存事業のあり方刷新

が一定の成果を出してきた中で、ようやく次のステップに移ることができそうだ。

・事業の面(エリア)の拡大(面的拡大が可能な強みのある分野)
・事業の垂直(深堀り)への侵攻(点的に、より深く掘り下げられる強みのある分野)
・自社資源を活かした、シナジー型新規事業の構築

事業的にはこの3点に注力していく。

同時に、

・マネジメントレベル向上
・経営指標管理の充実
・人材採用活動の定常化と育成強化

について、事業展開と共にさらに強化していきたい。

幸い、こういうことを実現できるスタッフが揃ってきて、とても心強い。
さぁ~やりますか!と言う晴れ晴れとした気分。
  • 投稿者 shibuya

改めて当社グループの事業

2008年02月17日

SDVホールディングスグループは、創業60年ではあるけど、ここ15年で大きく変革してきている。
これからのグループ事業を表現すると。

「モバイル+ITを活用して、新たな時代において真に豊かな社会を実現するために、価値あるサービスやソリューションを提供する」

ってことになる。
ドコモショップの事業も、これからの携帯端末の使われ方をイメージすると、単純な販売ショップではないことは明白である。
10数年前、私がドコモショップの店長をしていた頃、まさかDCMXのようなサービスを勧めるなんて全く想像できず、水没したポケベルをドライヤーで乾かしていたのを思い出す^^;
また、そこにヒューマンリソースを提供するモバイルスタッフも、このドメインを実現するための事業であるし、ICTサービスのスマートバリューは、モバイル+ITの活用により、地域情報化をアプリケーションやネットワーク運用管理の面から実現するど真ん中の事業体である。
創業60年の堺電機も、テレマティクスなどITS分野をアプリケーションや車輌への取付、アフターサービスの面から見ると、モバイル=自動車と言う視点であれば、現在目指している方向性である。

高度なIPネットワークを活用して、生活が豊かになること....「安全・安心」「環境」「利便性」などの恩恵を受けることって考えれば、当社の事業はすべてその領域にある。
新しい社会とは、いわゆる「ユビキタスネットワーク社会」と言えるが、そんな単語はどうでもよくて、間違いなく社会は必然的にその方向へ向かう。
その中で、私たちが既存のリソースを活用して、真に価値あるものを創出し続けることが、私たちの事業の根幹である。
もう少し広義に捉えると、この社会が民主主義そのものを変革し、社会を構成する主体が自律的に機能し存在しうるネットワーク型社会であると言え、私たちのサービスやソリューションはそれを実現する社会システムでありたいと願っている。
10年以上前から、インターネットとは構造改革のインフラであり、インターネットの持つ技術仕様や思想が、社会にもたらす影響は計り知れないものがある。と言い続けて来た訳で、現在もそれは間違いではない...いやそれどころか、確実にその方向へ向かっていると実感している。

20~30代の社員が多い現在の社員構成では、いずれにせよ何らかの形で一定の拡大を続ける必要がある。
それを実現させるためには、10年20年30年と継続できる事業ドメインが必要で、現状保有するリソースからの必然性と、経済性をしっかりと理解しながら戦略を策定していく。

まだまだ可能性のある事業分野にチャレンジできることを誇りに思うし、そうでなくっちゃ!って本当に思えるってのは、かなり幸せなことなんだろう。
内部の整備など内向きな業務も大切だが、ある程度目途が立ちつつある。
多くの社員や外部の方々とその想いを共有しながら、今後は事業にドライブをかける時期だ。
  • 投稿者 shibuya

小事を大切に

2008年02月13日

30数年前に書かれた松下幸之助の書に、“小事を大切に”と言う話がある。
大きな失敗と言うのは、普通誰もが熟考の末、努力の末の結果が失敗となるケースが多く、その過程は、一生懸命やっている場合が多い。
それよりも、小さな失敗や過ちはおおむね本人の不注意なり、気の緩みから起こってくるし、本人がそれに気づいてないことも多い。
千丈の堤も蟻の穴から崩れるの例え通り、そうした小さな失敗や過ちの中に、将来に対する大きな禍根が潜んでいる。と言う教えである。

そういう意味では、大きな失敗は成長の糧であり、不注意や怠慢からくる失敗は、将来の禍根と言うのはその通りだと思う。
徹底して考え抜いた上での失敗だけが成長に繋がるのであれば、日常的な業務での失敗なんて、大半が不注意や計画性の無さであり、それはやってはいけない失敗である。

成長のためには、積極的で“いい失敗”をして欲しいし、失敗肯定論を勘違いしてはいけない。
  • 投稿者 shibuya

事業への想い

2008年02月13日

当社は持株会社と事業会社に分かれている。
事業会社はすべて持株会社が100%株式を保有し、持株会社の株主は私たち同族である。
所有と経営と言う話や、事業会社の役員の責任を明確にしようと言う想いがどうしても芽生えてしまい、最近では実事業への想いが薄れ(薄れとまではいかないけど、強烈ではなくなっていた)、どうしても内向きな組織整備や人材開発、及び「やると決まった事業をどうマネジメントするか」ばかりに目がいってた。

でも、当社の事業フェーズなんてまだまだ黎明期もいいところ。
私が事業そのものに強烈な想いを持たず、営業的に外回りをせず、外部の人的ネットワークを構築せず、いわゆる事務屋に収まっていて良い訳がない。
それは結局、各社に責任を持ってもらう....と言う私の責任逃れである。
どれだけ大きな組織だと思っているのか、ったく...
こんなていたらくなやつが社長で、事業が組織がしかるべきビジョンに基づき、良い方向に進むわけもなく、日ごろ言ってる将来展望なんて、単なる夢想家の絵空事である。(かなり自嘲気味)

もっともっと強烈に志を持って将来の夢に向かって邁進することに集中する!絶対に!
  • 投稿者 shibuya

09新卒リクナビライブ

2008年02月07日

昨日は大阪ドームで、09新卒のためのイベント"リクナビライブ"に参加をした。
私は全くの役立たずだったが、採用チームのメンバーで準備はもちろん、当日呼び込みからプレゼンまで行い、たくさんの学生さんと接点が持てた様だ。。
あくまでも一つの視点としてだが、こういう取組みをスタッフが主体的に実施できるようになったのは、大きな進歩。

  • 投稿者 shibuya

資本主義とグローバリズムの行く末は...

2008年02月03日

中国製の加工品や原材料を使った冷凍食品に農薬が混ざっていた事件が起こった。
我が家でも、Co-opの同商品を直前に食べていたのに、全く発症せずでこれはこれで安心。
でも、取りあえずその手の冷凍食品はすべて廃棄。
元々、子供も小さいしできるだけ安心できる食品をと思っていたし、そもそもあんまり加工品や冷凍食品は信頼してないところもあった。
だって、食品に限らず現在のグローバリズムと資本主義の歪な発展、さらに日本の実態的な景況感や格差社会における低価格商品の需要増など、今回の事案は起こるべくして起こっている。

こんなの氷山の一角で、まだまだ同様な話はあるんだろうと思う。
そう言えば今日も、鳴門産ワカメが公然と韓国や中国産のものが混入していたというニュースが出ていたが、もうこんなことには驚かなくなっている。

こういう社会も、結局は「自分の身は自分で守る」社会であり、格差が安全安心と言う基本的人権にまで影響する社会になっているということである。どこまで政府が対処するかや、誠実な企業の努力にも限界もあるだろうし、こういうことを起すモラルの源泉にもまた、生きるために仕方ない部分や教育の問題、情報力の問題などがあり、格差が表面化するグローバルな資本主義社会の行く末にある、極めて当然な構図である。

今までの日本的資本主義とはある種の共産主義的思想の上に成り立っていた面もあり、且つ日本が極端な同化社会であることが安全で格差のない社会を創り上げてきた。
しかし、もはやそんな時代ではない。
それは事実として受け止め、その大きな流れの中で、自分がどういうフィロソフィに基づいて、どういう生き方をするのか.......より思想力の時代になってきたと思う。
同時に思想を貫くことが、ますます困難な時代にもなってきた。


※そろそろもう一度日本の鎖国政策ってのもアリかも^^;
でもそんなの誰も我慢できないくらい、日本人は豊かになりすぎた。
何とか日本らしさを貫きながら、国際社会で生き残る道を歩みたい。
その為には、思想も軍備も国民の一体感も含め、本当の強さが必要なんだろう。
  • 投稿者 shibuya

札幌出張

2008年02月02日

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昨日から札幌に出張中です。
本日快晴で、ホテルの窓からの中島公園があまりにキレイで!
(でも、氷点下10度とか....)
  • 投稿者 shibuya

2008年 そしてこれからの3年

2008年01月17日

年始から早くも今日は17日.....さすがに1月は早い。

現在各社含め、グループ全体の中期計画の立案作業中である。
それは何も特別なことではないが、計画は実行して初めて意味がある。
これまでの3年間は突っ走っている中で、ある意味感覚的に計画を実行してきた。
大きな枠組みでの計画は、ほぼこの3年間で達成できてきているし、思ったことは間違いなく実現できている。

2008年も、いくつかやるべきことが計画されている。
そのどれもが、5年10年20年先まで、私たちの会社が継続し、「良い会社」となるための計画だ。
「良い会社」なんて極めて抽象的だけど、ここで細々説明しても仕方ないし、それが一番ストレートにわかりやすい言葉かも。
また、これからの3年の計画も、かなりイメージがハッキリしてきている。

いやぁ~これはかなりおもしろい!
一度きりの人生、しんどいことはいっぱいあるけど、こんなにチャレンジができて、そのどれもが恐らく実現できていく訳なんで、当たり前だがこんなに楽しいことは無い。

ただこれからは、私一人の想いや感覚だけではやりきれないし、突破できない。
大きな枠組みと想いと志と情熱を多くの人間と共有しながら、みんなの力を借りて実行し達成していかなければ、ドライブはかからない。
今までは、それをやる時間と手間よりも、自分が徹底して動くことで実現させる方が効率的だったものもあったが、これからはそんなレベルではなくなっていることは明白である。

これからの3年間が大きな試金石!
これを突破できれば、必ず10年は見えてくる。
その1年目である2008年.....やるっきゃないでしょ!
※どっかで聞いたフレーズ^^;
  • 投稿者 shibuya

2008年 A Happy New Year!

2008年01月01日

皆さん、あけましておめでとうございます。

昨年のことは水に流して、前向いて集中できるので、新年って何となく年に1度リセットが許される気がしますね。
私自身は、今年も引き続き今までの流れを一歩ずつやっていくのみです。


さて、少し前にこのブログで「世界のリストラ日本」と言う題で書いた。
英国の人口は現在6,000万人程度で日本の半分以下。
しかし、60年先には積極的な移民受け入れ政策で、減少を続ける日本の人口を8,000万人程度で追い抜くと少し前に報道された。
「円」や「金融」などと言う分野でも、世界の中でこれから日本が負け続けるなんて言う論調は良くみかけるし、「水産物」や「穀物」の買い負け報道も現実のものだ。
移民政策については、フィリピンから看護士や介護士の受け入れが報道されているが、日本人の感性がどこまで積極的な姿勢を見せることができるか。
ビジネスの現場では人不足などと言われているが、今後内需の縮小に合わるようにして、結局は一人当たりGDPの減少が進み、世界の中での貧しい国になっていく。
優秀な人材が必要な一部の企業だけに少なくなった労働力が偏り、また海外への人材流出もドンドン進む。

元旦の日経一面の記事は、なかなか手厳しい。
日常の中で、こういう大局をつい忘れがちだが、すべて事実である。
もはや、世界の中で、いやアジアの中で、ジャパン・アズ・ナンバー1と言う時代では間違いなく無い。
長い歴史の中で、そういう時期は極めて短い期間あっただけのことである。
当社のような若い人材の多い会社では10年先20年先30年先と、企業が適切に継続することが重要だ。
その為には、大局を見極めて一定の年月を経ながら準備を進める必要がある。
今年も今までの流れで一歩一歩と言うのは、こういうことも含めてやっていきたい。
  • 投稿者 shibuya

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