ブログの渋谷

日本の高校生...

2006年03月03日

読まれた方も多いと思うが、先日の日経に「日米中韓高校生意識比較調査」の結果が載っていた。

“大事に思うこと”→「成績がよくなる」日本33%、米中韓73-75%
            「希望の大学に入学する」日本29%、中韓75%超、米50%超
“非常に関心のあること”→「日本」・・・62%が「漫画、雑誌、ドラマ」
                 「中韓」・・・64%が「将来の進路」
                 「米」・・・64%が「友人関係」、62%が「将来の進路」

だそうです。
ちなみに、「食べていける収入があればのんびり暮らしたい」は、日本がトップ.....
この状態をどう見るか?難しい問題ではあるけど、予想通りと言える結果である。
自ら考えること、成長すること、勉強することに対して、「努力がかっこ悪い」とか「学業優先主義がよくないということを言い訳にする」とかで成長を放棄していて、おまけに大人がそれを求めないという風潮が強いように思う。
勉強ばっかりしていたらよくないとか、ゆとりとかっていつの頃からか言われ始めたけど、そういうことが中途半端な状況を作り上げているんだろう。
そんなことで育った人ほど、苦労がなく温室育ちで、競争力のない大人になって、実際に厳しい社会現実を突きつけられると、逃げてばっかりという結果になる。
※勉強をせよ!ということではなく、勉強でも運動でも働くことでも、とにかく苦労をして、壁をぶち破る経験をせよということである。

これらの根本にある問題が、日本の豊かさであろう。
貧困が少なく、基本的にはお金にさほど不自由してない。
また、お金に対する強烈な執念を見せたりすることは、あまり美徳と思われないところが風土としてあることも大きく影響している。
ハングリーさがなくなったということか。

これから何十年か先、この高校生の意識の差が、恐らくハッキリと経済の場で現れてくるんだろう。
貧富の差が激しくなり、社会から必要とされるか、されないかによって、人の価値が明示される。
順境と逆境、必ず訪れる変化の波を、日本はまだまだ経験しなければならない。
これから数年の、見た目ある程度の順境の期間をどう過ごすかが、ポイントである。
次の逆境は必ず訪れる。
順境の時こそ、逆境を見よ!
  • 投稿者 shibuya

上海!

2006年02月22日

先週から今週初めにかけて、上海を訪問した。
時間では大阪から札幌出張と同じ、費用では東京出張と遜色ないコスト感で、大きく変貌を遂げる上海を実感し、さらにビジネスのネタを示唆できる情報交換を多く行えたのは、かなり収穫である。
上海は2度目であるが、以前が8年前であるので、やはり相当な変化があった。
また、昨年訪問した「大連」「北京」とはかなり違う。
まず、着ている物が昔と全く変わっているのが第一印象。
都市生活者で中心街で活動する人たちは、全く日本人と変わらない。
基本的に街が「汚い」のは、あまり変わらず、これは大陸の大らかさから来る国民性か。
その他感じることはたくさんあるが、やはり“躁”であることには間違いなく、元気は日本の比ではない。
貧富の差なんて当たり前で、とかく人権にうるさ過ぎる日本とは大違いである。

滞在中、いろいろな方と情報交換をし、且つ実感し、たくさんの気づきがあったが、ここでは一つだけ感じたこととして......

日本人は、慣れていない人になればなるほど、いろいろな視点で「日本が上、中国が下」みたいな、変な優越感を持っている。
貨幣価値の違いが一番大きな要因かも知れない。
この発想を持っている間は、いつまで経っても、中国の脅威に怯えていなければならないだろう。
もはや、互いのリソースや国民性の中から、役割分担をしっかり行い事業を推進する、対等なパートナーであることは明白であり、これは事業フェーズだけでなく、もっと人間的に深いところの意識として持たなければならないと感じた。
日本人の下らない島国根性(死語か!?)を排除し、本質的なグローバリズムにおける相関性の中に立脚する日本人のアイデンティティを持って中国と付き合わなければ、いつまでも“損”な立場である。
マイノリティは日本の方である。
そういう関係で、Win-Winの関係を実質的に構築するか、中途半端ではない投資を行って、金の力で何とかするかのどちからであろう。
この投資には、必ずリスクがつきまとう。
上海の日系銀行の話では、そういうリスクの高い投資は日系企業は一切行っていないらしい。
結局は、香港や台湾の(元はどこかの)お金が流入してそうである。

日本のバブルを教訓とする中国経済が、今後どのような発展を遂げ、且つランディングさせるかは、大いに興味がある。
そこに、私たちがどういう事業の芽を見出し、関与するかについても、非常にエキサイティングである。
  • 投稿者 shibuya

トリノ五輪と太平洋戦争!?

2006年02月15日

トリノ五輪は、日本勢のメダルが未だなく、メディアはバカげた敗因を書き立てる.....
男子スピードスケート500mの、加藤選手の敗因が前走が転倒したことによる待ち時間で集中が途切れたなんて、一流のスポーツ選手がそんなことを敗因にするわけがない。
きっと、本気で競技に取り組んだことがなく、常日頃言い訳ばかりで生きているヤツ、又は何かに敗因を求めないとメンツが立たないヤツが書いたんだろうと思ってしまう。

今回の五輪の状況を見てると、やたら太平洋戦争をイメージしてしまうのは私だけ?
モーグルの3Dコークスクリュー720とかフロント・フリップとか、ハーフパイプのメロ・フリップ.....何だか大技が無ければメダルが取れない!ってところが、「超大型戦艦こそが....」みたいな、何となく玉砕イメージとダブる。
メダルが期待された“モーグル”“ハーフパイプ”については、明らかにメダルを取った選手たちと、基本的な技の深みが違ったように思う。
たぶん、選手が一番よくわかっているはずで、だからこそ大技が必要なんだろうけど、さすがに五輪はそんなに甘くはない。
わかってないのはメディアであって、それを鵜呑みにするのが、国民ということか。
事前の情報戦において、遅れを取っている節があるのも、太平洋戦争を髣髴とさせる。
極め付けが、ジャンプ競技でのスキー板が長くて失格という事態だが、選手一人に全てを管理させている体制そのものが、組織としての統制が取れてないのではと思ったりする。

米国から出場したフィギアスケートペアの女子選手が、スロートリプルアクセルをフリー演技で決めることができなかったのも、大技志向に見える。
そう言えば演技後のペアの米国男子選手の動きがやたら“気ぃつかい~の日本人”っぽかったのがおかしかった。

まだまだ日本人のマインドには、戦略性が希薄で、努力している姿と玉砕が美徳で、勝つためにいろいろな手を使ったり、情報を駆使したりってのは、ネガティブだったりするのか。
本気で勝つために最高の努力を行うより、どこかで精神論が先に出てしまう傾向が自分にもあるので、これは気をつけないといけない。
太平洋戦争と、トリノ五輪をダブらせちゃ怒られるかも知れないが、きっとそう感じているのは自分だけじゃないと思う。
まぁ、日本人の良さだと言えば、ある意味その通りなんだけど....
  • 投稿者 shibuya

半島を出よ

2006年02月08日

この忙しいのに、不覚にも風邪を引いてしまった。
しかも、妻子共にインフルエンザにかかっていたので、どうもその疑いが強く、タミフルで収束していったので、本当にインフルエンザだったようだ。
お陰で、皆さん申し訳ない、平日3日と土日で5連休になってしまった。
最後の土日には、かなり良くなっていたので、ほんと久しぶりに読書にふけった。
本を読む大切さを考えることはもちろん、そんなこと考えずに、単純におもしろいと思うコトが当たり前で、結構良く本を読んでいたのに、このところそんな余裕すらなく.....という生活だったので久々に新鮮。
ということで、村上龍の“半島を出よ”上下巻を読破。
いやぁ~、読書の醍醐味を堪能しました。
読み終えて3日経つのに、まだ余韻でいっぱい。
物語はもちろん、“ヒノ”が良かったとか、“イシハラ”キモイとか、いろいろと感想はあるが、一番感じたのは、「組織とリーダーの在り方」だったかも知れない。
「強い組織であるための統制と人間が本質的に恐怖を感じる暴力との関係」とか「責任を持てない組織の悲哀」とか、これはちょっと強引だったが「マイノリティであることと無組織の関係」などなど。
書評は、多様な意見があって当然だが、基本的に本を読んで満足しないことがない人間なので、今回もいろいろな視点でいくつもの“気づき”があった。
やっぱ、本はいいよ。
いろいろな方にご迷惑をかけたけど、個人的には良いリフレッシュになったかも...
できる限り忙しくても、読書の時間は作らないと!
  • 投稿者 shibuya

組織と個人

2006年01月31日

サラリーマンであれば、組織の中の自分とか、上司とか、会社とか、何となくイメージはつかなくても絶対的と思えるものを守ろうとするんだろう。
例えば、会社の命令のため、組織を守るため、場合によっては上司のメンツのために、人を傷つけることはどうだろう?嘘をつくことはどうだろう?
または、嘘をつこうと思っているんではないが、自分たちに有利なような解釈しようとする場合もある。
自己の身の保身のためなんてまだかわいい話だが、会社とか上司のメンツとかになると、ハッキリ言って、それがどれほど大切なものかを計る尺度もわからないままに、命令に従わないといけないのかも知れない。
事業における組織にとって大切なことは、「事業の本質以外については、一切気にしない。守らなければならないものを最小にする」というスタンスだと思う。
それ以上に大切なものは、「人間同士の連関性」であり、「信頼を失わない真摯さ」であり、人としての振る舞いについて、自分自身で責任が持てる行動を貫くことだと感じる。
会社がすべてではない、人がすべてである。
個人の振る舞いが組織に迷惑をかけることで、他の人が迷惑を被る場合、最初の振る舞いが何に起因したものかが重要である。
自分自身にも迷いがあり、いろいろな方にご迷惑をかけることを心配して、どうしても消極的になってしまうが、そんな小手先の心配よりも、大義を貫くことこそが、実は事業の本質にとっても大切だと考える。
信頼を失わない・・・
こういう書いていることの大前提として、まずは力があって、強くなければ互いに不幸な結果となってしまうことを肝に銘じなければならない。
  • 投稿者 shibuya

会社、働くこと

2006年01月22日

会社は何のためにあるのか?
地域のそして社会の一員として経済活動を実践し、その結果として税金を納め、そこに従事する者及びその経済活動を通じて何かのバリューを享受して、それらを糧に現代社会において生活を送るための組織。
これは当たり前の話である。

株式(株主)とは何のためにあるのか?
上述の経済活動を行う上で、必要な資金を提供するというリスクを負い、その活動によって得られた利益の還元を受けることによってバリューを享受する仕組み。
これも当たり前と言えば当たり前か。

働くとはどういうことか?
組織に属するとか個人で事業を営むとかの手法論はあれど、基本的には何らかの経済活動のために自分の時間と知見と技術を活かし、その経済活動への影響と効果によってしかるべき報酬を得、安定し且つ文化的な生活を享受するための行為。

生きることの中での働くこととは?
働かなければ生活を続けることはできず、また一度きりの人生であることは誰にも平等でしかもいつまで生きられるかと言う保証はどこにもない(明日死ぬかもしれず)一生の中で、多くの時間を費やす働くという行為を通じて、自己の成長を促し、精神的な満足感と対人関係性の中での必要なコトを多様な価値観の中で追求し、そして知的なモノへの終わりのない欲求を満たし続ける努力を続けること。
この行為を通ずれば、生活に必要なモノは必ずついてくる。

ライブドアショックなどと、巷は騒がしい。
善し悪しはともかくも、自分たちが何に対して働くモチベーションを持ち、何のために仕事をするのかをハッキリと公言し活動を続けてきたことについては、十分に評価している。
コンプライアンスが正当に機能しなかったことは問題である。
それよりも、明確な自分の尺度を持たずに、時代に流され、メディアの報道のままに、善いモノと悪いモノの判断もつかずに、盲目的なその他大勢が一番の問題であろう。

足元をしっかりと固めながら、どこまでも追求していきたい。
そして、多様な価値観を受け入れ租借できる精神の許容を目指し、その上で確固たる自分の意思を貫けるための、一本の極めて細く且つ絶対に切れず、しかも常に形の変化ができる糸を自分の根幹としながら働いていきたい。
その為の、絶好の場が会社であると言える組織になりたいと思っている。
  • 投稿者 shibuya

どうもチープだ!

2006年01月20日

どうも最近食事がチープすぎる.
というか、味わって食べた記憶があんまりないような.
ハイ、今日の昼食も移動のために車でコンビ二に駆け込み,おにぎり買って運転しながら食べた.
まぁ,そのこと自体は別にいいんだけど,さすがに体に悪そうだ.
コンビニの弁当の動向を確実に掴んでいる自分が,なかなか頼もしかったりもする・・・
実際,家に帰ってもみんな寝てるし,台所で余りモノを立ち食いする習慣も板についてきて.
もう少し時間の余裕を作らないと,ほんとヤバイ気がしてきた.
仕事はもちろん重要だけど,健康あってのことだし.
と言いながら,滅多に行かない健康診断にたまに行っても,全然健康体なんだけどネ.
でも,もう少しまともな食生活をおくらないと.
  • 投稿者 shibuya

続!厄年

2006年01月12日

昨年末,厄年もあと少しで終わり.....と書いたのだが,どうやら厄年って節分までらしい....
と言うことを初めて知らされた.
あと3週間あるじゃないか....と言いながら,そんなに気にならないんだけどネ.
今日は忙しかったけど,かなりイイことあったナァ.
まだまだToDoリストが,30件を下回ることがない忙しさ.
徹底的に働いていたら,厄も逃げちゃうことは経験則.
がっつりいっときましょ!
  • 投稿者 shibuya

えべっさん

2006年01月11日

昨晩,会合の後食事をし,今宮戎へ行った.
正直に言うと,これだけ商売をやっていて,今宮戎に初めて行く.....というのもどうかと思う。
夜でも結構な賑わいではあったが......
ハッキリ言って、二度と行く気なし.
何でも“笹”をタダでもらうのも、葉っぱのつき方が立派なのがイイらしい.
勧められるままに、“立派な笹”を手にし、飾りを買いに行くと1~2万円とか平気で言いヨル.
えべっさんも、浮世の現実を理解できなくなったか.
結局、“立派な笹”には何も飾らず、1,325円で可愛らしい“熊手”を2つ買って,これでヨシとしよう!
えべっさんが,唯一無二の競争的優位性を保てるもの,もうそろそろいいのかも.
誰でも,そういう立場になると努力を怠り,世界は回るものだ.
永遠だと思ったものが,いとも簡単に終焉を迎えることもある時代だ.
えべっさんも最近の商売は苦手かも知れず.....
“商売繁盛”は自分次第である.
縁起を担ぐのはもう少しステップを上がってからにしようか.
  • 投稿者 shibuya

あけましておめでとうございます。

2006年01月03日

いよいよ2006年もスタートを切った.
今年はかなり思うところもあるので,徹底した厳しさで望むつもりである.
今日の箱根駅伝優勝した伏兵亜細亜大の監督が,優勝するつもりだったとコメント.
なかなか言えないことだけど、本当にそう信じていたからこそ,選手の力が120%発揮されて優勝できたのだろう.
やはり,想いの強さなのだ.
心技体のバランスを欠くと,良い結果は得られないのは当然である.
ただ,心が強く突出することで技と体がすばらしいパフォーマンスを示すことは,誰でも経験したことがあるだろう.ある種の躁状態である.
本年も地に足をつけながら,強いモチベーションを維持し,変化に強く,最大の効果を発揮できる組織を目指していきたい.
  • 投稿者 shibuya

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